▼ 四国の3つのお茶が“無形民俗文化財”に選定
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“無形民俗文化財”に選ばれた3つのお茶は、
「石鎚黒茶」
「碁石茶」
「阿波晩茶」
2018年3月に、日本の文化を伝えていく国の機関である文化庁から、古くから伝わる3つの発酵茶が「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選ばれました。
この3つのお茶は、いずれも四国の山間部で古くより製造されており、人為的に強制発酵させる製法の後発酵茶です。
現在、この強制発酵させるお茶の製法の継承が
確認されているのは、日本で四国山地だけ。
とても希少であり消滅の恐れがあるため、
「製造技術の記録を残して後世に残していくべきもの」として選ばれました。
記録を残すべき無形民俗文化財の中で、
食品としては、この3つのお茶がはじめて選ばれました。
日本の茶文化を知る上でこの3つのお茶は、
とても貴重な点があるという評価です。